九州旅その一 〜九州国立博物館~旅の初めはY先生との縁~
- 元英 白
- 5月17日
- 読了時間: 2分
広島も行ったことがない私が学術大会のため初めて九州に行くことになりました。
今回の九州への旅、どんな出来事があるだろうか、実は特別に何かを求めたり期待したりしてはいませんでした。が、色々と面白い、不思議な偶然が重なり、とても良い旅になりました。これは記録に残さないと!で、今から始めます。
小牧空港で朝7時の便、会場になる福岡には8時30分ごろ到着の予定。会場の周りでもぶらぶらするかと思いながら出発ロビーにいたら、突然声をかけられ振り向いたら、なんと同じ東海支部のY先生が!Y先生は午前中九州国立博物館に寄ってから福岡会場に行くとのこと。博物館のことは知人から聞いていたので、これは良いチャンスだと思い、先生の承諾を経てついていくことになりました。驚いたことに、先生の席はなんと私の真ん前の席でした!
福岡空港の国際線ターミナルから九州国立博物館がある大宰府に行くバスがありました。九州国立博物館は建築物としても素晴らしい建物でした。博物館の入り口から高いエスカレーターに上り、さらに長いムービングウォークを経て外へ出ると存在感ある建築物に出会う構造になっていました。「高くて奥深い世界に入り込んでいき、自然と共存している存在感のある建物に出会う」というイメージでした。内部も広くて高く、デザインも木をメインに使っており、外の自然と調和されている素敵な空間でした。
時間の関係もあり、4階にある文化交流展示室だけを見回りました。日本とアジア、ヨーロッパとの文化交流の歴史を紹介しています。縄文時代の素朴な土器や弥生時代の九州独自の古墳からアジアとヨーロッパとの交流から生まれた数々の魅力的な作品を見ることができました。
その後、1階にある「はらのむしたち」を見に行きました!「はらのむし」は戦国時代の医学書『針聞書』に書かれたはらのなかにいる63匹のむしのことですが、また話が長くなるので紹介はつづきで書きたいと思います。お楽しみに!
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